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サロン向け決済端末の選び方|据置型・モバイル型・オールインワン型を比較

2026/7/11
9分

サロン向け決済端末の選び方|据置型・モバイル型・オールインワン型を比較

「キャッシュレスに対応したいが、決済端末はどれを選べばいいのか分からない」——サロン経営でよく聞く悩みです。本記事は、キャッシュレス決済の端末(ハードウェア)そのものの選び方に特化して解説します。据置型・モバイル型・オールインワン型という3つの端末タイプの違い、対応ブランド、費用、POSレジや予約管理との連携という4つの観点で、自店に合う端末を見きわめる判断材料を整理します。

なお、PayPay などのQRコード決済や電子マネーの個別解説、キャッシュレス導入全体の流れは美容サロンのキャッシュレス決済導入ガイドに、手数料の損得だけを掘り下げた内容はサロンのキャッシュレス決済手数料を比較にまとめています。本記事は「端末選び」に絞っているので、決済手段そのものやコストの詳細はそちらと読み分けてください。

決済端末の3タイプと特徴

サロン向けの決済端末は、大きく3タイプに分けられます。まずはそれぞれの特徴をつかみましょう。

  • 据置型端末:レジ横に固定して使う専用端末。回線が安定し、レシートプリンタ内蔵のものも多い。会計場所が決まっているサロン向け。
  • モバイル型端末(カードリーダー):スマホやタブレットと Bluetooth で接続する小型端末。持ち運べるため、席で会計する運用や出張・訪問施術に向く。
  • オールインワン型端末:決済・レジ・レシート印刷・通信を1台に集約した端末。SIM内蔵でスマホやタブレットが不要なモデルもあり、開業時に一式そろえたい店舗に人気。

端末タイプ比較表

比較項目据置型モバイル型オールインワン型
本体の形態レジ横に固定スマホ/タブレット+小型リーダー端末単体で完結
持ち運び不可可能機種による
レシート印刷内蔵が多い別途プリンタが必要内蔵が多い
通信方式有線/Wi-FiBluetooth+スマホ回線SIM内蔵/Wi-Fi
初期費用の目安やや高め低め(数千円〜)中〜高め
向いているサロン会計場所が固定の店舗席会計・訪問・小規模開業時に一式そろえたい店舗

据置型は安定性、モバイル型は導入コストの低さと柔軟さ、オールインワン型は1台完結の手軽さが強みです。自店の会計スタイル(レジで会計するか、席で会計するか)を起点に選ぶと外しにくくなります。

対応ブランド・決済手段で選ぶ

端末を選ぶうえで最初に確認したいのが、1台でどこまでの決済手段をカバーできるかです。クレジットカード(Visa・Mastercard・JCB など)、交通系・流通系の電子マネー、QRコード決済のすべてに1台で対応できる端末なら、複数端末を並べる必要がなくなり、会計オペレーションもレジ周りもすっきりします。

逆に、対応手段が限られる端末を複数併用すると、端末ごとに操作や入金サイクルが異なり、レジ締めや手数料の把握が煩雑になります。「客層がよく使う手段を1台で網羅できるか」を基準に、対応ブランド一覧を必ずチェックしましょう。各決済手段そのものの特徴はキャッシュレス決済導入ガイドで解説しています。

費用(初期費用・月額・端末代)で選ぶ

端末の費用は「初期費用(端末代)」「月額費用」「決済手数料」の3つに分かれます。端末選びで直接効いてくるのは、主に前者2つです。

  • 初期費用:モバイル型のカードリーダーは数千円台から、据置型・オールインワン型は数万円になることもある。キャンペーンで端末代が実質無料になるケースも多い。
  • 月額費用:無料のサービスが増えているが、レジアプリの上位プランなどで月額が発生する場合がある。
  • 入金サイクル:端末そのものの費用ではないが、資金繰りに直結するため合わせて確認する。

決済手数料は端末というより契約する決済サービスで決まるため、損益分岐を含めた考え方はサロンのキャッシュレス決済手数料の比較記事にまとめています。端末代の安さだけで飛びつかず、月額・入金サイクル・手数料まで含めた総コストで比較してください。

POSレジ・予約管理との連携で選ぶ

端末選びで見落とされがちなのが、POSレジや予約管理システムとの連携です。決済端末が予約・会計データと切り離されていると、「誰にいくら売れたか」「現金とキャッシュレスの内訳はどうか」を手作業で突き合わせることになり、レジ締めや売上分析の手間が残ります。

POSレジ機能を持つ端末や、予約管理システムと会計データを連動できる仕組みを選べば、施術内容・担当者・支払い方法までを一気通貫で記録できます。POSレジ側の選び方は美容室におすすめのPOSレジ、会計データの一元化はサロンのクラウド会計システムで詳しく解説しています。

サロン管理システムカロネード受付・会計機能は、予約内容と連動した会計を記録し、現金・キャッシュレスの内訳を集計できます。決済端末で受けた売上を予約・顧客データと結び付けて管理したいサロンに適しています。

サロンのタイプ別・端末選びの目安

  • レジで会計する固定店舗:据置型かオールインワン型。回線が安定し、レシート印刷も1台で完結。
  • 席で会計する・少人数サロン:モバイル型。低コストで始められ、施術席まで端末を持っていける。
  • 訪問・出張施術:モバイル型(SIM内蔵のオールインワン型も選択肢)。屋外でも決済できる通信手段を重視。
  • 開業と同時に一式そろえたい:オールインワン型。端末1台でレジ・決済・印刷が完結し、初期セットアップが最小限。

よくある質問

サロンの決済端末は据置型とモバイル型のどちらがおすすめですか?

会計スタイルで選ぶのが基本です。レジで会計する固定店舗なら回線が安定しレシート印刷も内蔵する据置型やオールインワン型が向き、施術席で会計したい少人数サロンや訪問施術なら持ち運べるモバイル型が便利です。まずは「どこで会計するか」を決めると外しにくくなります。

決済端末は1台でクレジットカードもQRコードも使えますか?

多くのオールインワン型・モバイル型端末は、クレジットカード・電子マネー・QRコード決済に1台で対応しています。ただし対応ブランドはサービスによって差があるため、自店の客層がよく使う手段を網羅できるか、契約前に対応一覧を必ず確認してください。

決済端末の費用はどれくらいかかりますか?

端末代はモバイル型のカードリーダーで数千円台から、据置型・オールインワン型で数万円になることがありますが、キャンペーンで実質無料になるケースも多いです。月額費用は無料のサービスも増えています。端末代だけでなく、月額・入金サイクル・決済手数料を含めた総コストで比較しましょう。

決済端末と予約・会計システムは連携できますか?

POSレジ機能を持つ端末や、予約管理システムと会計データを連動できる仕組みを選べば、施術内容・担当者・支払い方法をまとめて記録でき、レジ締めや売上分析が楽になります。決済端末を単体で導入する前に、予約・会計データとつながるかを確認しておくと後々の手間を減らせます。

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