美容サロンのキャッシュレス決済導入ガイド2025|PayPay・クレカ対応で売上アップ
美容サロンのキャッシュレス決済導入ガイド2025|PayPay・クレカ対応で売上アップ
キャッシュレス決済の普及により、現金を持ち歩かない顧客が増えています。美容サロンでもキャッシュレス決済を導入することで、顧客満足度の向上と売上アップが期待できます。
キャッシュレス決済の現状
日本のキャッシュレス決済比率
2023年のデータによると、日本のキャッシュレス決済比率は約36%に達しています。政府は2025年までに40%、将来的には80%を目指しています。
美容業界での普及状況
美容サロンでは、大手チェーン店を中心にキャッシュレス決済の導入が進んでいます。しかし、個人経営の小規模サロンでは、まだ現金のみの店舗も多いのが現状です。
キャッシュレス決済のメリット
顧客側のメリット
利便性の向上
- 現金不要:財布を持ち歩く必要がない
- ポイント還元:決済サービスのポイントが貯まる
- 支払いが早い:現金のやり取りが不要
高額サービスの利用促進
クレジットカードなら、手持ちの現金がなくても高額なメニューを利用できます。
サロン側のメリット
売上アップ
キャッシュレス決済を導入することで、以下の効果が期待できます。
- 客単価の向上:現金の制約がなくなり、高額メニューの選択率が上がる
- 機会損失の防止:「現金が足りない」という理由での購入見送りを防ぐ
- インバウンド対応:外国人観光客も利用しやすくなる
業務効率化
- レジ締めの時間短縮:現金の計算が不要
- 釣り銭ミスの防止:自動計算で間違いなし
- 現金管理の手間削減:銀行への入金回数が減る
衛生面の向上
現金に触れる機会が減ることで、衛生的な環境を保てます。特にコロナ禍以降、非接触での決済を好む顧客が増えています。
キャッシュレス決済の種類
1. クレジットカード
最も普及している決済方法です。
主要ブランド
- VISA:世界シェアNo.1
- Mastercard:世界シェアNo.2
- JCB:日本発の国際ブランド
- American Express:高所得者層に人気
- Diners Club:富裕層向け
導入のポイント
最低でもVISA、Mastercard、JCBの3ブランドに対応することをおすすめします。
2. 電子マネー
交通系ICカードやショッピング系電子マネーです。
主要サービス
- 交通系:Suica、PASMO、ICOCA、Kitacaなど
- 流通系:nanaco、WAON、楽天Edyなど
- その他:iD、QUICPayなど
特徴
- 決済が早い:タッチするだけで完了
- 少額決済に便利:1,000円以下の決済でも気軽に使える
3. QRコード決済
スマホのアプリで決済する方法です。
主要サービス
- PayPay:国内シェアNo.1
- LINE Pay:LINEユーザーに人気
- 楽天ペイ:楽天ポイントが貯まる
- d払い:ドコモユーザーに人気
- au PAY:auユーザーに人気
- メルペイ:メルカリの売上金を使える
特徴
- 導入コストが低い:専用端末が不要な場合もある
- キャンペーンが豊富:ポイント還元キャンペーンで集客効果あり
4. デビットカード
銀行口座から即時引き落としされるカードです。
特徴
- 審査不要:銀行口座があれば誰でも作れる
- 使いすぎ防止:口座残高以上は使えない
サロン側としては、クレジットカードと同じ端末で対応できます。
キャッシュレス決済サービスの選び方
1. 決済手数料
決済サービスを選ぶ際の最も重要なポイントです。
一般的な手数料率
- クレジットカード:3.24%〜3.74%
- 電子マネー:3.24%〜3.74%
- QRコード決済:2.6%〜3.24%(期間限定で無料の場合もあり)
手数料を抑えるポイント
- 複数サービスの比較:同じ決済方法でもサービスによって手数料が異なる
- キャンペーン活用:導入キャンペーンで手数料が無料になる場合がある
- 決済金額による変動:月間決済額が多いと手数料率が下がるサービスもある
2. 初期費用・月額費用
費用の種類
- 初期費用:端末代、導入費用など
- 月額費用:システム利用料、端末レンタル料など
- 決済手数料:取引ごとにかかる手数料
費用を抑えるポイント
- キャンペーン活用:初期費用・月額費用が無料になるキャンペーンを狙う
- 複数サービスの一括導入:まとめて導入することで割引がある場合も
3. 入金サイクル
売上金がいつ入金されるかも重要なポイントです。
一般的な入金サイクル
- 翌日入金:決済の翌営業日に入金(手数料が高め)
- 週1回入金:毎週決まった曜日に入金
- 月2回入金:月の前半と後半に分けて入金
- 月1回入金:月末締め翌月払い(手数料が安め)
資金繰りへの影響
入金サイクルが長いと、資金繰りに影響が出る可能性があります。特に開業直後や、仕入れが多い時期は注意が必要です。
4. 対応決済方法
できるだけ多くの決済方法に対応できるサービスを選びましょう。
理想的な対応範囲
- クレジットカード:VISA、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club
- 電子マネー:交通系IC、iD、QUICPay
- QRコード決済:PayPay、LINE Pay、楽天ペイ、d払い、au PAY
5. サポート体制
トラブル時のサポートが充実しているかも重要です。
確認すべきポイント
- サポート時間:24時間対応か、平日のみか
- サポート方法:電話、メール、チャットなど
- 対応の早さ:問い合わせから回答までの時間
おすすめのキャッシュレス決済サービス
1. Square(スクエア)
特徴
- 初期費用・月額費用0円
- 決済手数料3.25%(一律)
- 翌営業日入金(無料)
- 対応決済:クレジットカード、電子マネー、QRコード決済
おすすめポイント
シンプルな料金体系で、小規模サロンでも導入しやすい。
2. Airペイ
特徴
- 初期費用0円(キャンペーン時)
- 月額費用0円
- 決済手数料3.24%〜
- 対応決済:クレジットカード、電子マネー、QRコード決済
おすすめポイント
対応決済方法が豊富で、1台の端末で多くの決済に対応できる。
3. 楽天ペイ(実店舗決済)
特徴
- 初期費用0円(キャンペーン時)
- 月額費用0円
- 決済手数料3.24%〜
- 対応決済:クレジットカード、電子マネー、QRコード決済
おすすめポイント
楽天ポイントが貯まる・使えるため、楽天ユーザーの集客に効果的。
4. STORES 決済(旧:Coiney)
特徴
- 初期費用0円(キャンペーン時)
- 月額費用0円
- 決済手数料3.24%〜
- 対応決済:クレジットカード、電子マネー、QRコード決済
おすすめポイント
ネットショップ機能(STORES)と連携できるため、物販も行う場合に便利。
キャッシュレス決済の導入手順
ステップ1:サービスの選定
上記のポイントを参考に、自店に合ったサービスを選びます。
選定のポイント
- 顧客層:どの決済方法を使う顧客が多いか
- 客単価:高額決済が多いならクレジットカード必須
- 資金繰り:入金サイクルを重視
ステップ2:申し込み
選定したサービスに申し込みます。
必要な書類
- 本人確認書類:運転免許証、マイナンバーカードなど
- 営業許可証:美容所登録証など
- 銀行口座情報:売上金の入金先
審査
申し込み後、審査が行われます。通常1週間〜2週間程度で結果が出ます。
ステップ3:端末の設置
審査が通ったら、決済端末が送られてきます。
設置のポイント
- レジ周辺:会計時にすぐ使える場所に設置
- Wi-Fi環境:安定したインターネット接続が必要
- 電源:常時電源が取れる場所
ステップ4:スタッフ教育
スタッフ全員が決済端末を使えるようにします。
教育内容
- 基本操作:決済の流れ、金額入力方法
- トラブル対応:エラーが出た時の対処法
- 顧客への案内:対応している決済方法の説明
ステップ5:告知
キャッシュレス決済に対応したことを顧客に知らせます。
告知方法
- 店頭ポスター:入口やレジ周辺に掲示
- SNS:Instagram、Twitter、LINEなどで告知
- ホームページ:対応決済方法を記載
- 予約確認メール:予約時に決済方法を案内
キャッシュレス決済の注意点
セキュリティ対策
必要な対策
- 端末の管理:営業時間外は鍵のかかる場所に保管
- パスワード管理:管理画面のパスワードを定期的に変更
- 不正利用の監視:売上データを定期的に確認
手数料の管理
決済手数料は売上から差し引かれるため、利益計算に注意が必要です。
対策
- 価格設定の見直し:手数料を考慮した価格設定
- 現金払いとの差別化:現金払いに割引を設けるのは規約違反の場合があるので注意
トラブル対応
よくあるトラブル
- 決済エラー:通信障害、カードの磁気不良など
- 二重決済:同じ取引が2回処理される
- 返金処理:キャンセル時の返金方法
対策
- マニュアル作成:トラブル時の対応手順を文書化
- サポート連絡先:すぐに連絡できるよう、電話番号を控えておく
成功事例
事例1:都内ヘアサロンG店
導入前の課題:
- 高額メニューの利用率が低かった
- レジ締めに時間がかかっていた
導入したサービス:
- Square(クレジットカード、電子マネー、QRコード決済)
結果:
- 客単価が平均8,000円→10,000円に向上
- レジ締め時間が30分→5分に短縮
- 現金管理の手間が大幅に削減
事例2:地方ネイルサロンH店
導入前の課題:
- 「現金が足りない」という理由で商品購入を見送る顧客がいた
- 外国人観光客が利用しにくかった
導入したサービス:
- Airペイ(クレジットカード、電子マネー、QRコード決済)
結果:
- 物販売上が月平均5万円→12万円に増加
- 外国人観光客の来店が増加
- 顧客満足度が向上
まとめ
キャッシュレス決済の導入は、美容サロンにとって多くのメリットがあります。顧客満足度の向上、売上アップ、業務効率化を同時に実現できる重要な施策です。
導入する際は、自店の顧客層や客単価、資金繰りなどを考慮して、最適なサービスを選びましょう。また、スタッフ教育や顧客への告知も忘れずに行うことが成功のポイントです。
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