サロンのリマインド回数とタイミング|来店率が上がる送り方
サロンのリマインド回数とタイミング|来店率が上がる送り方
リマインドは無断キャンセルと遅刻を減らす最も費用対効果の高い施策ですが、多すぎればブロックされ、少なすぎれば忘れられます。適切な回数とタイミングは、予約からの日数・客層・チャネルによって変わります。
本記事では、リマインドの設計を、日数別の設計・チャネル・文面・効果測定の順に整理します。仕組みの作り方は予約リマインドの自動化を参照してください。
予約からの日数で設計を変える
すべての予約に同じ通知を送る必要はありません。
| 予約から来店までの日数 | 推奨する送信 | 理由 |
|---|---|---|
| 当日〜2日 | 予約完了通知のみ | 忘れる余地が少ない |
| 3日〜1週間 | 前日1回 | 標準的な設計 |
| 1〜3週間 | 1週間前+前日 | 予定変更が起きやすい |
| 3週間以上 | 予約直後+1週間前+前日 | 忘れられやすい |
この設計には、予約リードタイムの把握が前提になります(サロンの予約リードタイム分析)。自店の分布を見て、どの帯にどれだけの予約があるかを確認してください。
加えて、当日朝の送信は遅刻対策として有効です。午後の予約が中心の店舗では、朝の通知で来店時刻を思い出してもらえます(サロンの予約遅刻への対応)。
チャネルを使い分ける
| チャネル | 開封 | 費用 | 使いどころ |
|---|---|---|---|
| LINE | 高い | 配信数に応じた費用 | 友だち登録済みの顧客(LINEリマインドの自動送信) |
| SMS | 高い | 通数課金 | LINE未登録で確実に届けたい場合(予約リマインドSMS) |
| メール | 低め | 低い | 詳細な案内、控えとして残す(リマインドメールのテンプレート) |
優先順位を決めて自動で振り分ける設計が現実的です。LINEが使える人にはLINE、未登録の人にはSMSかメール、という形にすれば、費用と到達のバランスが取れます。
文面で押さえる要点
回数を増やすより、1通の質を上げるほうが効きます。
- 予約日時(曜日も入れる)とメニュー、所要時間
- 担当者名
- 住所とアクセス(初来店の方には道順と目印)
- 変更・キャンセルへのリンク
- キャンセルポリシーの要点
- 当日の持ち物や注意事項
変更リンクは必ず入れてください。「連絡しづらいから黙って行かない」という無断キャンセルを減らせます。空いた枠の再販につながる点でも重要です(キャンセル枠の再販)。
送りすぎの弊害
- ブロック・配信停止が増え、本来届けたい通知が届かなくなる
- 通知そのものが読まれなくなる
- LINEは配信数に応じた費用が発生する
- 販促を混ぜると、リマインドまで避けられる
リマインドと販促は分けてください。リマインドは実用情報として読まれますが、毎回割引案内が入ると通知全体を避けられるようになります。
効果を測る
| 指標 | 見るポイント |
|---|---|
| 無断キャンセル率 | 最終的な目的。導入前後で比較する |
| 遅刻の発生率 | 当日朝の送信が効いているか |
| 開封率 | 送信時間と文面の妥当性 |
| 変更リンクのクリック | 事前連絡につながっているか |
| ブロック率・配信停止率 | 回数と内容が過剰でないか |
リードタイム別にノーショー率を集計すると、どの帯に通知を増やすべきかが特定できます(サロンのノーショー分析)。全体に一律で増やすのではなく、効いていない層に絞って追加するのが効率的です。
設計の進め方
- まず前日1回から始める
- 1か月後、リードタイム別のノーショー率を確認する
- 長期予約でノーショーが多ければ、1週間前を追加する
- 遅刻が多ければ、当日朝を追加する
- ブロック率が上がったら、回数か内容を見直す
段階的に増やすのが安全です。最初から3回送る設計にすると、必要だったのか判断できないまま費用とブロックのリスクだけが増えます。
よくある質問
リマインドは何回送るのが適切ですか?
予約から来店までの日数によって変えてください。3日〜1週間なら前日1回、1〜3週間なら1週間前と前日、3週間以上なら予約直後も加えるのが目安です。まず前日1回から始め、リードタイム別のノーショー率を確認しながら、必要な帯にだけ追加するのが安全です。一律に増やすとブロック率が上がります。
当日朝のリマインドは必要ですか?
午後の予約が中心の店舗や、遅刻が多い店舗では有効です。朝の通知で来店時刻を思い出してもらえるため、遅刻の抑制につながります。逆に午前中の予約が中心の場合は、前日の通知で十分なことが多く、当日朝は煩わしく感じられる可能性があります。遅刻の発生率を見て判断してください。
リマインドに割引やキャンペーンを載せてもよいですか?
避けるほうが無難です。リマインドは実用的な情報として読まれますが、毎回販促が入ると通知全体を避けられ、本来届けたい予約情報が届かなくなります。販促は別の配信やLINE VOOMなどに分け、リマインドは予約内容・アクセス・変更導線に絞ってください。
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