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マーケティング

サロンの電子ギフト券販売|贈り物需要で新規客を増やす

2026/7/11
8分

サロンの電子ギフト券販売|贈り物需要で新規客を増やす

「常連さんは増えたけれど、新規のお客様との出会いが頭打ち」――そんなサロンにおすすめしたいのが、電子ギフト券の販売です。電子ギフト券は、購入する人と使う人が別であることが最大の特徴です。つまり、既存のお客様が友人や家族へサロン体験を贈ることで、これまで接点のなかった新しい客層に来店してもらえます。本記事では、電子ギフト券が新規集客につながる仕組み、回数券との違い、販売チャネル、そして有効期限や残額管理といった運用上の注意点までを整理します。

電子ギフト券が新規集客につながる理由

購入者と利用者が分かれるから新しい客層に届く

紙の商品券やこれまでの前売りチケットと違い、電子ギフト券はメールやSNSのメッセージ、QRコードで手軽に贈れます。誕生日や記念日、母の日、クリスマスといった贈り物需要にサロン体験を乗せられるため、「自分では選ばなかったサロン」への来店きっかけを生み出せます。贈られた人がそのまま気に入ればリピーターになり、広告費をかけずに新規客を獲得できるのが強みです。

既存客が広告塔になる

電子ギフト券を贈るのは、すでにサロンを気に入っている既存のお客様です。信頼している友人からのプレゼントは、どんな広告よりも来店のハードルを下げます。満足度の高いお客様が多いサロンほど、電子ギフト券は口コミと連動した集客チャネルとして機能します。SNS運用と組み合わせる方法は美容サロンのSNSマーケティングもあわせてご覧ください。

電子ギフト券と回数券の違い

電子ギフト券はしばしば回数券と混同されますが、目的も対象も異なります。回数券が「本人が前払いして通うためのもの」であるのに対し、電子ギフト券は「第三者へ贈り、新しい来店者を呼び込むためのもの」です。次の表で違いを整理します。

比較項目電子ギフト券回数券
主な目的贈り物による新規客の獲得既存客の前払い・囲い込み
購入者と利用者別人(贈る人と使う人が異なる)同一人物が購入して利用
販売チャネルSNS・ECサイト・予約ページ来店時・店頭
集客効果新規層への接点を生むリピート率・来店頻度の向上
管理のポイント有効期限・残額・本人確認不要消化回数・期限の管理

このように、両者は競合するものではなく役割が分かれています。既存客の来店頻度を上げたいなら回数券、新規客の入り口を広げたいなら電子ギフト券、と目的で使い分けるのが効果的です。

電子ギフト券の販売チャネル

SNSからの販売

Instagramのプロフィールリンクやストーリーズのリンクスタンプから、ギフト券の購入ページへ直接誘導できます。フォロワーには既存のお客様や見込み客が多いため、季節イベントの前に「大切な人へサロン体験を贈りませんか」と告知するだけで、贈り物需要を取り込めます。

ECサイト・予約ページでの販売

自社の予約ページやオンラインストアに電子ギフト券の商品を並べておけば、24時間いつでも購入してもらえます。購入後は券面コードやQRコードを自動でメール送付する仕組みにしておくと、贈る側も受け取る側もスムーズです。オンライン販売にはキャッシュレス決済が欠かせません。決済手数料の考え方はサロンのキャッシュレス決済手数料で詳しく解説しています。

電子ギフト券運用の注意点

有効期限を明記する

電子ギフト券には有効期限を設けるのが一般的です。ただし、贈られた人がいつ来店するかは読めないため、購入日から半年〜1年程度の余裕を持たせると、期限切れによるトラブルや信頼低下を防げます。期限は購入ページと券面の両方に明記しましょう。

残額・利用状況を管理する

金額指定のギフト券では、施術料金との差額が発生します。「残額を次回に繰り越せるか」「一度で使い切りか」をあらかじめ決めておき、利用状況を記録できる仕組みが必要です。手書き管理では二重利用や記録漏れが起きやすいため、会計と連動した管理が安心です。

資金決済法・前受金の扱いに注意

未使用の電子ギフト券は前受金として扱われ、発行残高が一定額を超えると資金決済法上の届出や供託が必要になる場合があります。小規模なうちは該当しないことが多いものの、発行額が増えてきたら税理士や専門家に確認しておくと安心です。

電子ギフト券を無理なく運用するには

電子ギフト券は集客に有効な一方、期限・残額・利用記録の管理が煩雑になりがちです。予約・会計・顧客情報を一元管理できるサロン管理システムカロネードなら、券の利用を会計と連動して記録でき、残額や消化状況を店頭で確認しながら会計を進められます。受付・会計機能で現金・キャッシュレス・ギフト券利用の内訳をまとめて集計できるため、贈り物経由で来店した新規客の情報も取りこぼしません。美容室での活用イメージは美容室・美容サロン向けソリューションをご覧ください。

よくある質問

電子ギフト券と回数券はどう使い分ければよいですか?

目的で使い分けます。新規のお客様との接点を増やしたいなら、第三者へ贈れる電子ギフト券が向いています。一方、既存のお客様の来店頻度を上げたい、前払いで囲い込みたい場合は回数券が適しています。両者は競合しないため、併用しているサロンも多くあります。

電子ギフト券の有効期限はどのくらいに設定すべきですか?

贈られた人がいつ来店するか読めないため、購入日から半年〜1年程度の余裕を持たせるのが一般的です。期限が短すぎると使われないまま失効し、贈った側の信頼を損ねます。期限は購入ページと券面の両方にはっきり記載しましょう。

施術料金がギフト券の額面に満たない場合、残額はどうなりますか?

「残額を次回に繰り越す」か「一度で使い切り」かは、サロンごとに決めて事前に告知します。残額を繰り越す運用にすると再来店のきっかけになりますが、利用状況の記録が必須です。会計システムと連動させておくと、残額の管理ミスを防げます。

電子ギフト券の販売に資金決済法の手続きは必要ですか?

未使用分は前受金として扱われ、発行残高が一定額を超えると資金決済法上の届出や供託が求められる場合があります。少額の発行であれば該当しないことが多いですが、発行額が増えてきたら税理士など専門家への確認をおすすめします。

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